2014年2月9日日曜日

第5回 昭和学

2014年 2月 9日 (日) 大雪


●先日7日(金)は奥会津・昭和村の昭和小学校で開催された、昭和村教育委員会主催の「第5回
 昭和学」講座へ参加させていただきました。
 講座の開始時間が8:15と早かったため、東北自動車道を白河インターチェンジまで南下し、国
 道289号甲子トンネル経由のルートで下郷町へ6:30過ぎに到着しました。

●初めに下郷町の「長寿の泉」で水汲みです。20リットルポリ缶で8本、160リットルを汲みました。
 昭和村の矢ノ原湿原にある「代官清水」がお気に入りですが、冬期間は積雪で登れないため、
 12月から4月までは下郷町の「長寿の泉」を汲んでいます。
 前回1月に水汲みに訪れた時より、思ったほど積雪量も増加してなく、今回も楽に水を汲むことが
 できました。
 7時前に予定の量の水汲みも終了し、一路昭和村へ向かいました。

 
 








 
 
●圧雪・凍結の船鼻峠を越え、7:50に会場の昭和小学校へ到着しました。
 今回の第5回「昭和学」講座は、1番目に「杉の子会の皆さんの活動」として、馬場政之さんが初
 めに野尻・中向地区に伝わる昔話「生き石様(イキ・イシ・サマ)」を「皆川 伝三郎さん」が記録
 て残していたものをお話しされました。
 その後、子供のころの遊びとして、〇独楽回し  〇雀取りの罠   〇ウサギ取りの罠 などを、
 当時の道具を見せながらお話しされました。
 


 お話しされる馬場政之さん
 


 熱心に聴いている昭和小学校の児童たち



●2番目に、栗城ナミ子さんが「昭和村の冬の暮らし ~雪・仕事・食べ物・遊び~」について、お話
 しされました。
 〇ナミ子さんが子供のころは、両親は常に山の中の「エゴヤ(出作小屋)」で薪作りや炭焼きをし
   て生活していたため、自宅で祖父・祖母に育てられた。
 〇毎朝、掃除をした。場所は、廊下・帯戸・囲炉裏・囲炉裏のカギンボウなど。
 〇堅雪の時期になると、そり引きをして、炭・薪・材木を山から降ろした。
 〇昭和19年に国民学校に入学した。入学式には「袴」を着用し、「落雁」をもらった。
 〇小学2年生で終戦を迎えた。
 〇小学4年生になって、なんでも「もの」が無くなり、教科書も無かった。
   ペラペラの薄いプリント1枚を渡され、それを切ったものが教科書になった。
 〇お正月は「鮭」「鰊」「白飯」が楽しみだった。
 〇1枚の着物の「袖」を3回新しく付け替えて着た。
 〇「からむし」や「麻」を一生懸命にやっていたころは、「裃」や「反物」、「蚊帳」など納品する数量
   が業者から指示されていたため、とても忙しく、集落で手分けして作業した時もある。
 〇春の雪融けの時期に咲くピンク色の「ハタオリバナ」を取ってきて、機織の両側に立てて飾ると
   反物が綺麗に織り上がるという「おまじない」が言われていた。
 〇雪が積もると「ゲスドリ乗り」をして遊んだ。
 
  

 
お話しされる 栗城ナミ子さん
 


 昭和小学校の玄関に飾ったあった「染めかすみ草」
 
 昭和小学校玄関

●「昭和学」終了後は、奥会津・昭和村大芦地区にあるファーマーズカフェ大芦家で、薪ストーブで
 気持ちよく温められた店内で「ベイクドチーズケーキ」と「コーヒー」でまったりと、マスターの佐藤
 孝雄氏とトークタイム。

 奥様お手製の「ベイクドチーズケーキ」と「コーヒー」

 昼食には毎朝ご主人が手打ちしている、熱々の「けんちん蕎麦」
 
 昭和村大字小野川字大岐の岩山
 
 雪に埋もれている大岐のお気に入りの「博士山 天狗神社」

 
 
●午後2時30分にファーマーズカフェ大芦家を出発し、土湯峠を越え、飯坂町の知人宅に立ち寄り
  仙台市太白区へ戻りました。