2014年1月12日日曜日

昭和村に道の駅?

2014年 1月 12日 (日) 晴れ


●平成26年1月号の「広報しょうわ」で馬場昭和村村長が平成26年年頭のあいさつでしらかば荘
 の新築オープンと「からむし織の里」の道の駅登録を発表しています。

 また、1月9日付けの福島民報新聞・福島民友新聞の両紙の「新年あいさつで来社」の欄でも
 馬場村長が同様に「しらかば荘」の7月新築オープンと、「からむし織の里」の道の駅登録を述べ
 ています。

 からむし織の里が道の駅に登録されれば、今以上に村民の貴重な税金が無駄使いされることで
 しょう。

 24時間使用が可能な駐車場や施設の除雪に経費が掛かります。
 現在は12月から3月まで冬季閉鎖の公衆トイレも24時間使用可能にしなければならず、電気代
 や清掃費用も掛かります。
 12月から3月の冬季季刊は月・火・水が定休日の郷土食伝承館・苧麻庵も365日開店しなけれ
 ばなりません。

 からむし織の里を道の駅に登録して、昭和村は何をしようとしているのでしょうか。
 現在の各地の道の駅の売りは何と言っても「朝採り新鮮野菜」「朝採り新鮮魚介類」の販売です。
 雪が降り続く冬期の昭和村で、販売できる新鮮野菜類も少なく、道の駅を利用する観光客が押し
 掛けるとも思えません。
 まして、冬季の昭和村を外部から「通過する車両」はあまりにも少ないのです。

 岩手県のある地域で数年前に道の駅構想が出た地域があります。村役場の発想の原点は
 「新鮮な野菜を安く売って、沢山食べてほしい」というものでした。
 役場の発案に対して地域住民は反対しました。
 「誰がこの山の中に買い物に来るんだ」。

 
 現在は各地に沢山の道の駅がありますが、施設間競争が激しく、賑わっている施設とそうでない
 施設がはっきり分かれています。
 勝ち組の道の駅には沢山の観光客や買い物客が押し掛け、そうでない負け組の施設は常に
 閑古鳥が鳴いている状況です。

 宮城県大崎市岩出山町に「あ・ら・伊達な道の駅」があります。
 日本で一番売り上げのあることで有名な道の駅です。
 朝採りの産直野菜が充実しており、近隣の農家は道の駅で販売するために、1軒の農家がそれ
 ぞれ数十種類の野菜を栽培しています。
 道の駅のスタッフは各農家の販売している棚の野菜の売れ行きを常に確認し、少なくなれば
 農家にメールで野菜の補充を要請します。
 また、北海道に本店があるチョコレートで有名な「ROYCE’」が本州内では唯一、常設の販売
 コーナーを設けています。
 私も国道47号を走行した時は必ず立ち寄る道の駅です。

 
 よく昭和村の方々に「宿泊はしらかば荘ですか?」と聞かれますが、私ははっきりと「しらかば荘
 には泊まりません。いつも宿泊は柳津町のつきみが丘町民センターです」と答えます。

 しらかば荘のスタッフにも、からむし織の里のスタッフにも今巷で流行している「おもてなし」の
 言葉を知っているスタッフは皆無の様子です。

 観光施設の価値はその施設を運営するスタッフによって決定します。
 施設が古い・立地条件が悪いなどでも、運営スタッフが努力して勝ち組になっている施設も多数
 あります。


●1月6日の福島民報新聞に「7月に新装オープン。しらかば荘支配人 本名洋文さん」の記事が
 掲載されていました。「魅力満載の宿 故郷の昭和村で」と書かれていました。


●果たして来年の今頃は「しらかば荘」「道の駅 からむし織の里」の両施設とも、どの程度の集客
 施設になっているのでしょうか。楽しみに観察していたいと思います。
 なお、上記はあくまで私の個人的な考えですので悪しからず。