2013年6月2日日曜日

山菜文化産業祭に参加して

6月2日(日) 曇り 一時霧雨 寒い日曜日

●5月31日(金)・6月1日(土)の二日間にわたり、奥会津・三島町の「三島町交流センター山びこ」
 で「第8回全国山菜文化産業祭 in 奥会津 みんなで語って探すべ。山菜の魅力 がんばってん
 ぞ福島!」が開催され、一部のプログラムに参加しました。
 初日の5月31日は、13:30開会式、14:00記念講演「山菜と家庭料理について」料理研究家
 の堀江ひろ子氏、15:15山菜シンポジウム「山菜の魅力~もっと山菜を家庭に!~」のプログラ
 ムでした。
 
 



●料理研究家の堀江ひろ子氏の「山菜と家庭料理について」の記念講演では、
   ①ご自身の両親・祖父母の長寿の秘訣
      ~正しい食生活と適度な運動~
   ②ご自身の山菜との出会い
      山菜文化研究会に所属し、日本全国の山菜産地を訪問・初めての調理法との出会い
   ③新しい山菜料理の開発の必要性
      山菜の食文化の伝統の継承と新しい調理法の開発の必要性
   ④山菜は食べる薬である
      山菜を食べることにより、様々な効能がある
   ⑤ご自身が考案された山菜料理のレシピの紹介
 などを60分にわたってお話しされました。




●山菜シンポジウム「テーマ:山菜の魅力~もっと山菜を家庭に!~」では、
 三島町・金山町・昭和村在住の方々、及び流通サイドとしてコープあいづの方をパネリストに、
   ①現在の主な山菜採取場所の山地の状況
   ②高齢化・採取マナーの問題
   ③山がおかれている状況
   ④流通事業者から見た山菜の取り扱い・販売状況
 など、幅の広い意見交換会が90分にわたり行われました。






●会場となった「三島町交流センター山びこ」のロビーには、山菜シンポジウムのパネラーとして参
 加されていた三島町在住の「渡辺 和さん」の「山菜日記」が展示されていました。
 ご自身の日常生活の中で普通に食している「ワラビ」「ゼンマイ」「イラ」「たらの芽」等々の生育状
 況や採取方法、保存方法や調理法などが写真入りで詳しく紹介されていました。
 筆者の紹介パネルはありませんでしたが、文章や内容から作者が渡辺和さんであることがわか
 りました。



 
 
 
●6月1日(土)は9時から10時までの1時間、三島町間方在住で、長年三島町役場職員として生
 活工芸館に務められ、退職後の現在は間方生活工芸技術保存会会長を務められている「菅家
 藤一」氏が、記念講演「山村の暮らし」をテーマに1時間お話しされました。
 お話の内容は、
    ①現在の三島町間方集落の現状
    ②山村の安心安全対策事業として、様々なイベントの開催
    ③山菜・茸の採取や、魚を採って成り立っていた昔の生活
    ④養蚕や炭焼き
    ⑤昔は肉を食べるために必要だったウサギやクマを取るてっぽぶち(狩猟)
       ~熊穴を事前に調べておき実行する積雪期の熊漁~
    ⑥間もなく迎える「地域住民の高齢化」や「結(ゆい)が薄れてくる生活」
 など、とても興味深い楽しい内容でした。
  
 


●希望者の方々はこのあと、美坂高原でワラビとフキの採取体験(有料)を行い、三島町内の山菜
 缶詰加工所を見学後、閉会式を行って終了しました。

●参加してみての感想は、地元からの一般の来場者が少なく、もっと多くの人たちに参加してほし
 かったと思います。
 やはり、事前の宣伝・告知の機会が少なく、完全事前申込制も参加者が少ない原因の一つと思
 われます。